紅白火鍋 ルーツ 唐辛子回廊2500キロ

昔、中国に行ったとき、こんな鍋料理あるんだと思ったけど、それは
鍋の真ん中に仕切りがあって、辛い真っ赤な鍋と、あまり辛くない白い鍋が
同時に楽しめるものだった。
 
中国 唐辛子回廊2500キロというTV番組をみていたら
そのルーツが出ていた。
 
1983年に北京で開かれた中国政府主催の第一回料理コンクールで
重慶の料理人が、火鍋を持っていくことにしたけど、北京の人に、辛い鍋は
受け入れら得ないと思い、白いスープ鍋と同居させることにしたらしい。
鄧小平がひどく喜んだらしい。
それが始まりだったらしい。
重慶の料理人が凄い発明をしたもんだな。
 
あと、もともと唐辛子はメキシコから300年前に中国に伝わって
内陸部の四川省に渡り、そこで、一大産地となり、
豆板醤や、四川料理として独自に熟成されて極められていったということも
初めて知った。
 
唐辛子が中国料理の一大起爆剤となったので
凄いな。
料理の世界での革命というのもあるんだな。
 
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